2019-06-05 第198回国会 衆議院 厚生労働委員会 第22号
○楠岡参考人 先ほど申し上げましたとおり、現在、国立病院機構において、徳島病院及び東徳島医療センターの両病院が抱える課題を克服し、その医療機能を将来にわたって継続していくために最適な方策について、今検討しているところでございます。
○楠岡参考人 先ほど申し上げましたとおり、現在、国立病院機構において、徳島病院及び東徳島医療センターの両病院が抱える課題を克服し、その医療機能を将来にわたって継続していくために最適な方策について、今検討しているところでございます。
実は、開いていただいて四ページ目となりましょうか、移転先とされた東徳島病院は、いわゆる洪水浸水地域に入ってございます。高さが四・五メートル、片一方の徳島病院は山の上で四十五メートル、そして、高台です。片一方は、吉野川のすぐ横。そして、当然ながら三から五メートルの浸水、洪水が予定されている。三から五メートルというと、病院の建物の二階までは水につかってしまう。
徳島病院と東徳島医療センターの機能統合に関してでありますけれども、まず、両病院とも、長期の入院患者を対象とした慢性期中心の病院であるため、地域医療における課題が同じであるということが一点。 二点目といたしまして、両病院の共通課題といたしまして、医師の高齢化等により、継続的な医師確保が極めて困難な状況になっていること。外来管理棟が築四十年と老朽化しており、両病院ともに整備が必要な状況であること。
あるいは、オープンの一つの形でございますが、国立療養所東徳島病院におきまして心電図自動解析装置の共同利用、こういったことをやっておると、そういう事例を把握いたしております。
これと同時に地方問題の解決としましても、国家的の衛生施設の完備という点から考えましても、徳島大学と国立の徳島病院とが相隣り合つておるというような状態が決していい状態ではないというようなことを見て参つた次第であります。 以上簡單に御報告申上げます。